白亜紀の壁 (外平の採石場)
海上より見た白亜紀の壁 採掘によってできた大きな崖です。最も高い所では、高さ200m以上にもなり、現在も港や海岸の埋め立て等に使われるために採掘が続いています。白亜紀の壁には、海上タクシーなどを利用して海上から見学することができます。 この崖は、およそ1億年前の白亜紀の地層からなるために「白亜紀の壁」と呼んでいます。ここは御所浦で最も多くの恐竜化石が見つかるところで、これまでにも日本最大級の肉食恐竜の歯や全身骨格の復元が期待される草食恐竜の骨など、多量の多種多様な化石がここから見つかっています。 右の写真の崖には、赤・白・暗灰色・緑灰色の地層が繰り返し見られ、赤と緑灰色は河川の氾濫したときの泥、白は河川、暗灰色は干潟でたまった地層です。