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竜脚類の歯
1997年に鳥脚類の足跡化石産地付近から発見された竜脚類の歯化石です。大きさは15mmと竜脚類としては小型のものです。これらの発見により、天草下島は、御船、御所浦に続く、熊本県内3番目の恐竜産地となっています。周辺からは、他にもスッポン類の甲羅化石も産出しています。 |
小型鳥脚類の足跡(複製)
竜脚類の歯化石の産出地近くから見つかった足跡化石です。大きさ14cmです。県内の3つの恐竜の足跡化石のうち、御所浦のものに続いて2番目に発見されたもので、国内では、現在のところ、最も新しい時代の足跡化石です。発見地周辺には、他にも足跡化石の可能性のあるものも見られます。 |
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スッポン類(カメ)の甲羅
これは、スッポン類の甲羅化石です。恐竜化石産地の付近などから、陸域の川などに棲んでいたカメ類の化石がよく見つかります。このことから、カメ類の化石は、恐竜化石を探す目印としても使うことができます。 |
スッポンモドキ類(カメ)の甲羅
これは、スッポンモドキ類の甲羅化石です。スッポンモドキは、陸域の川などに生息するカメ類ですが、スッポンとは異なるグループです。現生のものも、オーストラリアやパプアニューギニアなどに、生息しています。 |
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アドクス類(カメ)の甲羅
カメの甲羅化石です。アドクス類は白亜紀に栄え、新生代に入り絶滅しました。御所浦層群からは、これらアドクス類、スッポンモドキ類、スッポン類のスッポン上科のカメ化石が見つかっています。 |
ワニの歯
御所浦層群のカメや恐竜産地から稀に、小型のワニの歯の化石が産出します。ワニの歯の化石は円錐状で、表面に細かい縦筋模様が見られます。 |
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