- 産 出 地 :天草市御所浦町外平(採石場)
- 産出層準:御所浦層群烏帽子層
- 時 代:中生代白亜紀アルビアン
- —— (約1億年前)
カメの甲羅化石です。アドクス類は白亜紀に栄え、新生代に入り絶滅しました。御所浦層群からは、これらアドクス類、スッポンモドキ類、スッポン類のスッポン上科のカメ化石が見つかっています。
カメの甲羅化石です。アドクス類は白亜紀に栄え、新生代に入り絶滅しました。御所浦層群からは、これらアドクス類、スッポンモドキ類、スッポン類のスッポン上科のカメ化石が見つかっています。
御所浦層群のカメや恐竜産地から稀に、小型のワニの歯の化石が産出します。ワニの歯の化石は円錐状で、表面に細かい縦筋模様が見られます。
1997年に鳥脚類の足跡化石産地付近から発見された竜脚類の歯化石です。大きさは15mmと竜脚類としては小型のものです。これらの発見により、天草下島は、御船、御所浦に続く、熊本県内3番目の恐竜産地となっています。周辺からは、他にもスッポン類の甲羅化石も産出しています。